お手軽な温熱療法びわの葉こんにゃく湿布

生のびわ葉とコンニャクを使った家庭で気軽にできる温熱療法、びわの葉こんにゃく湿布についてご紹介しましょう。

びわの葉

びわ葉コンニャクシップの使用方法は

食用の安価なコンニャク1本、枇杷(びわ)の生葉1~3枚、木綿のサラシ(ガーゼなどでも可)、それに鍋を用意します。
まず、コンニャクを煮て、芯まで良く熱します。熱したコンニャクを木綿やガーゼで包んで、その厚みで温度調節をします。
患部にびわの生葉を敷きます。このとき、びわの葉の光沢のある表側を皮膚面に当てます。その上にガーゼで包んだコンニャクを乗せ、さらにその上から、バスタオルをかけ全体を覆うようにします。
リラックスした姿勢で、30分程度施術します。

びわの葉こんにゃく湿布は、湿気を含んでいるので熱容量が大きく、体内深部まで熱を到達させることがポイントになります。
こんにゃくに巻くのガーゼの厚みで心地よい温度に調節してください。

低温火傷に注意して下さい


びわの葉こんにゃく湿布は低温やけどを起こす可能性がありますので、温度管理には充分注意して施術して下さい。慣れないうちは、5~10分程度の短時間で様子を見て下さい。

本内容は、堺市 三砂堂漢方 三砂雅則が解説いしました。