● 高温期の排卵は卵子の老化を起こし、そして不妊の原因に

 図2.は荻野式です。荻野式では、排卵予定日は、月経周期-14日、排卵周期の不規則な人の場合、1年間の最短月経周期-14 ~ 最長月経周期-14の範囲で排卵が起こることになります。しかし、実際には月経予定の16日前に排卵したり、12日前に排卵したりすることがあります。

高温期の排卵と不妊

  図3.は、排卵日の予想に広く普及している基礎体温表です。基礎体温は、卵胞期に低く、黄体期に高くなります。排卵は、低温期の最終日または基礎体温が上昇する直前に起こるとされています。しかし、実際には、高温期の初日に排卵することが25%もあります。高温期に排卵された卵子は、成熟しすぎていて老化していることが多く、受精しても発育が難しく、不妊の原因となります。

黄体形成ホルモン不足と不妊

 この原因は、排卵を誘発するホルモン、すなわち黄体形成ホルモン(LH)の分泌が少ないことが考えられています。人工授精でも、この過成熟の卵子になりやすいと言われています。人工授精は、性中枢を刺激することもなく、むしろ非常に苦痛を伴うわけですから、女性ホルモンは分泌されず、LH分泌もないため、卵子が過成熟になるようです。
 また、基礎体温の低温期と高温期の差は、0.4℃ですが、これが0.3℃以下ですと、ライフスタイルに不健康な点がないか点検する必要があります。

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