● 灸(きゅう)は熱いの?やけどが心配なのですが?

 お灸は、皮膚の上でもぐさを燃やすのでから、さすがに熱さは感じます。モグサの燃焼部分の温度は、数百℃もあるからです。
 しかし、昔に比べて、現在鍼灸治療院で使用されるもぐさのサイズは非常に小さく、もぐさの大きさは米粒大か半米粒大です。

 実際にお灸をすえて皮膚表面での温度を測定してみると、最大でも60~80℃ほどの熱さで、皮膚面まで燃えるとすぐに消えてしまいます。
 従って、皮膚で感じる熱さの感覚は、熱いというよりもむしろ「チカッ」とする痛みのように感じられることが多いようです。私自身もそうですが、馴れると熱さの感覚がとても心地よくなって来ます。

 しかし、小さいながらも、僅かなやけど、灸痕が残ることがあります。そこで最近では、やけどや灸痕を残すことを嫌われる患者さんのために、80%ほどもぐさが燃えたところで火を消してしまう八部灸や、糸クズ状の糸状灸と呼ばれる非常に細く小さく撚ったお灸をすえることが多くなりました。

 また、身体を温めることが目的でお灸を受けられる場合は、枇杷(ビワ)の葉温灸などのような温灸療法を受けられることをお奨めします。やけどや灸痕も残らないですし、何より心地よい感覚で治療を受けていただけます。びわ灸、温熱療法

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